1990に開店して以来20年間、音楽ファンの音楽発信基地として存在してきた渋谷HMV。Kyoto Jazz Massive沖野修也のTwitterから発生した8/22(日)の最終閉店イベント”REGENERATION”に潜入。






　2Fに上がるとOrange Pekoeがちょうどライブ中。「やわらかな夜」を演奏している。抑揚のあるサビが印象的で懐かしかった。店内は至る所にディスカウントのワゴンがあってみんな掘り出しものがないか必死で探している。50~70% OFF状態。お客さんはやはり通常の何10倍くらいいたな。。そこかしこで音楽がなっているのだからお祭りをやってるみたいな、フェスをやってるみたいな感じだった

　渇いた喉を潤すためたまに109前リポビタンDの無料配布を利用。キャンギャと一緒にファイト!一発!と叫んでまた戻る。

　SOIL & PIMP SESSIONS社長はジャズを主に。須永辰緒Jamiroquai「Virtual Insanity」でちょっと合唱。DJ KAWASAKIハウスジャズで一番の盛り上がり。後ろにいた若者三人は狂ったように踊っていた。「Paradise Feat.COMACHI」「帰って欲しいの」「Beautiful」。

　西武側入り口では多くの人だかり。報道陣もたくさんいた。UA「情熱」、MISIA「包み込むように」が大音量でかかる。渋谷系ってなかなか定義しにくいジャンルですね。直球J-POPではいし、かといって必ずしも大衆性を全く外したものでもないし。おされであることは間違いない。新宿高島屋店がなくなった時も悲しい事だったけどHMVって雰囲気が好きなんですね。広い店内で大型店なのにマニアックな選択の試聴機があったりして。ゆったりと時間を過ごせた(広々感じられたのはそれだけお客さんが居なかったということでもあるけど)。

　個人的なエピソードだがこのイベントのトリDJとしてプレイしたDJ KAWASAKIが元同僚にそっくりだった。爽やかな2ブロックイケメン。一人でほくそ笑みながら踊っていました。