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Converted by Falcon Hive

2010/08/28(土)
  8月も終わり。関西発の最高音響サウンドシステムでの「RAID」のパーティ。
何気に僕は初めての代官山UNITなのでした。

 
  この日は同日に横浜アリーナでWIRE10が開催されていたこともあってかお客さんが満員になることはなかった。良くも悪くも程よく踊りやすい集客。ここはB2FがダンスフロアでB1Fがカフェになっているのか。疲れたらそっちに行って休めるとはとてもすごしやすい。

SOFT
京都のインストのバンド。七人編成の大所帯。センターに立つのはトランペットの女性(Voではない) 。オーガニックなフワフワの羽飾りを髪に纏い小林幸子さながらの存在感。時に激しく扇動し、時に静かに指揮を執るように笑顔でラッパを吹く。KENTAさんによるとライブを初めて見たのが1996年頃とのこと。編成は随分と変わったがやはりライブでの高揚感は当時から健在らしい。パーカッションとワウギター。緩急自在のライブを野外で見たいですね。

DJ ALTZ
アフロビート、トライバル、終盤はアシッドハウス。変調的なリズムでなんか向井秀徳を思いだしてしまったよ。歪んでらっしゃる雰囲気がまたよかったです。ノイズも聞きたくなった。

DACHAMBO
一体音楽ジャンルは何なのか?一言では形容出来ないジャムバンド。民族系、ファンク、ロック、etc....今晩のピークタイムだったと思う。踊って汗びっしょりになった。周囲もピョンピョンと飛び跳ね縦乗りで騒ぐ騒ぐ。今晩のアクトの中のエモーショナル度No1。ディジュリドゥが目っ立ってたな~あの持続低音ってBassとはちょっと違うな。ブブゼラの音色に似た牧歌楽器と言ったらよいのか?虫の飛ぶ音を太くして、うっとおしさをマイナスして陶酔感に浸れるものに変化させた楽器だと思う。

DJ NOBU
アシッドハウス。フロアの背後にとんでもない高さに積み上げられたスピーカの塊。それにへばりついて踊っているとお酒の酔いも飛んで抜ける。ナチュラルハイ。低音がドムドムとみぞおちに突っ込んでくる。そして皮膚の数ミリ上にゾワゾワと音膜が。目を閉じてしばらくトリップした。今まで体感したライブの音響のなかで文字通り最高のものだと感じた。
http://yfrog.com/n3y1taj

(RAID実行委員会のTwitterより引用。http://twitter.com/RAID_TYO
最高音響組み上がりました!!! http://yfrog.com/n3y1taj
12:41 PM Aug 28th Twitter for iPhoneから )

Fran-Key,Crystal&Roger
エレクトロシューゲイザー。静から動へじっくり時間をかけて登って電子音とディストーションのかかったフィードバック気味のギター音(生音ではない)が波打つ。そこにドラムも乗っかって30分くらいの枠を一曲で。音に非常に集中させられた濃縮したステージ。恍惚感が気持ちよかった。

誘ってくれたイラストレーターのKENTAさん、ありがとうございました。

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